The Future of Capitalism(資本主義の未来)プロジェクト
[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]グローバルな資本主義は自己責任の原則や競争原理によって起業家精神を刺激し、経済発展を促してきました。その一方で、資本主義は世界的な格差の拡大といった負の結果も生み出しています。さらに、地球上の資源に制約があることも明らかとなり、気候変動に起因する持続可能性への懸念も強まる中、人類の経済活動はこれまでに経験したことのない領域に突入しようとしています。
20世紀に米国で生み出され、世界に広まった株主を中心とした株主資本主義に対する批判と、それに変わる新たな資本主義を模索する動きが世界中で起きています。これからの時代において、人類の幸福と安寧を実現していくためには、どのような経済・社会システムを構築していくべきなのでしょうか。また、そこにおいて、ビジネスとリーダーが担う役割、責任はどのようなものなのでしょうか。
「資本主義の未来(Future of Capitalism)」プロジェクトは、こうした問題意識を起点に始まったものです。問題意識を共有する世界のビジネススクールが参加し、世界の経営リーダーや社会リーダーたちからの支援を得て、共同でコースを運営することを起点に、資本主義の未来と、ビジネスとリーダーの役割、責任についてディスカッションを行うグローバルなプラットフォームを作り出すことに挑戦します。そして、そのプラットフォームでの議論を通じて、世界における経営リーダー教育のあり方を21世紀、さらにはそれに続く22世紀にふさわしいものに変革していく触媒となることを目指しています。
教育機関の使命とは、世界とその未来をより良きものにしていくことです。その意味で、現在のビジネススクールは、多くの課題に直面する世界の期待に応えていると言えるでしょうか?ビジネスが世界において果たす役割が非常に大きなものとなり、また、世界の直面する課題の解決に挑戦することがビジネスに求められている今、ビジネスリーダーを育成する教育機関であるビジネススクールもまた、変化に挑戦しなければならない。私たちはそう考えます。
至善館は、パートナー校であるIESEビジネススクールとともに、本プロジェクトを2021年に立ち上げ、運営組織のコアメンバーとしてプロジェクトを推進しています。そして、3年後には本格始動を開始し、世界の30校からの300名が参加し、100名のリーダーから支援を得るプラットフォームに育てることを目指しています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column css=".vc_custom_1646233659460{background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: contain !important;}"][vc_row_inner equal_height="yes" content_placement="middle"][vc_column_inner width="2/3"][stm_title title_tag="h2" title="参加校(2022年)"][/stm_title][vc_column_text]
[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width="1/3" css=".vc_custom_1645420543608{background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: contain !important;}"][vc_single_image image="7173" img_size="large" alignment="center"][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_row_inner equal_height="yes" content_placement="middle" el_class="flex-reverse"][vc_column_inner width="1/3" css=".vc_custom_1645420560369{background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: contain !important;}"][vc_single_image image="10084" img_size="medium" alignment="center"][/vc_column_inner][vc_column_inner width="2/3" css=".vc_custom_1645420917412{background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: contain !important;}"][stm_title title_tag="h2" title="組織"][/stm_title][vc_column_text]
- 発起人 Initiators
- フランツ・ホイカム、IESE ビジネススクール学長
- 野田智義、大学院大学至善館 学長
- アカデミック・ディレクター
- アンドレアス・ラスケ Prof. Andreas Rasche, Professor of Business in Society, Copenhagen Business School (CBS)
- アニル・サチデフ、スクール・オブ・インスパイアード・リーダーシップ(SOIL) CEO
- アントニオ・バカロ、IESE ビジネススクール教授
- アズラン・アルマン、マレーシアサインズ大学ビジネススクール学部長
- チョルスン・パーク、ソウル国立大学ビジネススクール学部長
- エジソン・近藤、FGV 公共学部学長
- ジョージ・オルコット、大学院大学至善館 副学長
- マーチ・バゼラ、IPADE 公共政策学部チェア
- ラデン・ディッキイ・インドラワン、IPB大学 ビジネススクール講師
- ラジ・シソディア、テクノロヒコ・デ・モンテレイ大学コンシャス・エンタープライズ特任教授
- ラルフ・ボスチェック、IMDビジネススクール教授
- サポーター
-
- B.ムスラマン(タタ・インターナショナル 前会長)
- ジェームズ比嘉(オフライン・ベンチャース、創設者・マネージングパートナー)
- ジョン・エルキントン(ボランス、創設者) Chief Pollinator
- ポール・ポールマン(IMAGINE共同創設者・会長)
- 新浪剛史(サントリーホールディングスCEO)
-
- 加賀谷順一、IESEアジア統括マネジング・ディレクター
- 小西美奈、大学院大学至善館
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「資本主義の未来(Future of Capitalism)」は、参加校が共同で運営する科目として学生に提供されています。2022年は、上記の12校からの100名がオンラインで参加しています。この科目の特徴は、アカデミックな理論やコンセプトを議論したり、ケーススタディの議論を行うのではなく、バーチャルなフィールドワークを行い、世界のさまざまな国や地域で活動している経営者、社会リーダー、活動家との対話を行うことに力点を置いている点です。それを通じて、参加者の視界を広げるとともに、これからの社会における次世代リーダーとしての自身のビジョンとコミットメントについての内省を促すことを目指しています。
2022年度 コースアウトライン(1月25日〜4月26日)
Session 1 Introduction
Session 2 Challenges of Emerging Economies (Brazil)
Session 3 Ethics and Capital Markets (Switzerland)
Session 4 Inconvenient Truth Continues: Are We Really Sustainable? (Netherlands)
Session 5 Philosophical Reflections on Capitalism (Vatican City)
Session 6 Mid-Term Presentation
Session 7 Challenges of Conscious Enterprise (Boston, United States)
Session 8 How Can We Leverage Technology and Innovation for a Better Future?
(Silicon Valley, United States)
Session 9 Future of Democracy (Taiwan)
Session 10 Roles of Business Enterprise in Realizing Sustainability (Denmark)
Session 11 Roles of Leaders in Reshaping Capitalism (India)
Session 12 Final Presentation Qualifying Round
Session 13 Final Session: Dialogue with FoC Supporters (Spain)
Optional Sessions:
Optional Session 1 Capitalism and Social Divide (Bangladesh)
Optional Session 2 Capitalism and International Conflict (Uganda)
Optional Session 3 What Future Does Islam Envision? (Indonesia)
Optional Session 4 Is Africa the Next Frontier? (Nigeria)[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width="1/3" css=".vc_custom_1645420564566{background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: contain !important;}"][vc_single_image image="7175" img_size="large" alignment="center"][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column css=".vc_custom_1644222964763{padding-top: 0px !important;}"][vc_empty_space height="40px"][vc_row_inner equal_height="yes"][vc_column_inner width="1/4"][vc_single_image image="9549" img_size="medium" alignment="center"][/vc_column_inner][vc_column_inner width="3/4"][vc_column_text]至善館の名称は、東アジアにおけるリーダー育成のテキストとなってきた四書五経の一つ、『大学』に由来しています。その経一章には、「大学の道は明徳を明らかにするに在り、民に親しむに在り、至善に止まるに在り」とあります。至善館の名称には、22世紀に向けて、世界のリーダーシップ教育のあるべき姿をアジアから発信する」という至善館の狙いがこめられています。
そして、至善館のロゴは、至善館という教育機関が目指す未来を体現しています。黒く塗りつぶされた四角形は西洋の合理性を、そして、墨が形作る曖昧なフォルムはアジアの精神土壌を象徴しており、22世紀に向けて、両者の橋渡しと融合に取り組む、という意図を示しています。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row]]]>